2020/05/3 「今後の新型コロナウイルスへの対応について」の記事を追加しました

令和3年度(2021/4~2022/3)の、中学英語学習について思うこと

令和3年度(2021/4~2022/3)の、中学英語学習について思うこと

 

今回の主題
「ゾウの鼻は長い」
➯An elephant’s nose is long.

「ゾウの鼻は長い」
➯Elephants have long trunks.

 

日本で英語を勉強するなら、どっちが正しいのか?
というお話です

 

 

 

今回の内容は専門的な内容が多いので
苦手な方はあしからず…

2021年4月より、中学校での学習要綱が大幅に改定されます。
三戸郡においては、特に大きな影響を受けるのが英語です。

学習する単語数が増えることや
今まで高校で学習していた
「仮定法」などの単元が下りてくることも気になりますが…

何といっても、
この改訂に合わせて教科書の出版社を
【三省堂】から【東京書籍】へと変更されたことが
最も重要なポイントです。

私は以前、東京にて私立中学の生徒も受け持っていたので
この様なケースは何度も経験がありますが
それを踏まえると今回の変更は
厳しい結果になるだろうと感じています。

何と言っても、【三省堂】の教科書は数ある出版社の中でも
最も「都合の良い」教科書だからです。

【三省堂】の教科書は、文法を重要視している為
ネイティブ的でない表現が散見されますが
日本人が学習するにあたっては無理がない内容になっているため
指導がとても簡単です。

それに比べて【東京書籍】の教科書は
日常の会話をベースとした「実践的な」教科書です。

具体的な例を挙げると
(あくまでイメージです。実際にはこんなひどい問題は無いです)

「ゾウの鼻は長い」
【三】➯An elephant’s nose is long.(ゾウの鼻は長い)

「ゾウの鼻は長い」
【東】➯Elephants have long trunks.(ゾウ達には長い鼻がある)

というぐらいには、違います。
上の文は、ネイティブは絶対にしない表現ですが
下の文は、英文にする際にニュアンスを変える(和文和訳と言います)
理由を説明することが非常に難しいです。

どちらにも一長一短があるので
どちらが良書かと問われると答えづらいですが
少なくとも指導側にとっては
このギャップを埋めるために相応の技術が必要です。

文部科学省は、このような問題を防ぐため
各自治体が出版社の変更を行う際には
既に前の教科書を使用している中2,3年生への対応として
卒業まで旧出版社の教科書を使用することを認めています。

ですから、4月以降の中学2,3年生は
【三省堂】【東京書籍】のいずれを用いても問題は無いのですが
これは各学校で判断されます。

はたしてどうなるでしょうか。